1950-11-19 第8回国会 参議院 電力問題に関する特別委員会 閉会後第9号
○証人(大西英一君) その金は一つも向うさんのほうへお支払いしておる金ではないのでございます。現地へおいでになりまして各方面をお廻りになります自動車代であるとか、食料であるとか、そういうような費用でございます。別に報酬として幾らというような金を向うに差上げておるわけではございません。
○証人(大西英一君) その金は一つも向うさんのほうへお支払いしておる金ではないのでございます。現地へおいでになりまして各方面をお廻りになります自動車代であるとか、食料であるとか、そういうような費用でございます。別に報酬として幾らというような金を向うに差上げておるわけではございません。
○証人(大西英一君) 御承知のように発送電関係の事業に対しまして、その筋のいろいろ御指導を受けておるわけでございます。それにつきましては、御承知のように経済科学局、それから天然資源局、その外労務関係ではレーバー・セクシヨン、各方面の方々がそれぞれ現地へおいで願いまして、火力ならば火力について発電所の現地を御視察下さつていろいろそれに対する注意、或いは改良に対する指示というような点について指導を受けておるわけでございます
○証人(大西英一君) お答えいたします。只今の数字はちよつと記憶がございませんのですが、大体私の記憶で申上げますと、二十四年度に約七千万円の社用雑費を使つております。それと二十五年度に約二千万円使つております。これだけが考査委員会の事務局が日発の本社においでになりましてお調べになつた金額のように記憶いたしております。その中に只今お話のございました渉外雑費、それから今度の電源防衛対策費、労務対策費と一緒
○証人(大西英一君) お答えをいたします。その稻垣大臣の当時にそういう話があつたということは、うすうすそういうような噂は聞いておりました。併しどなたがどうおつしやつているというようなことは聞いてはおりませんし、又その当時は私だけの問題であつて、恐らく櫻井君の噂は出ていなかつたのじやないか、かように考えております。
○証人(大西英一君) 今回の辞職につきましての証言を申上げます。私九月の六日でございまするが、通産大臣からお電話がございまして官邸へ午後来るようにとこういうお話がございました。それで私櫻井君と同道して官邸へ参りました。その席には大臣と山本次官と電力局長とお三方が御列席になりまして、その席で大臣からこの際職を辞して貰いたいという懇切丁寧な御勧告があつたわけでございます。それにつきまして私共両名から大臣
○証人(大西英一君) 私といたしましては、集中排除法の目的として、再編成後の能率の低下を来たさないということに実は重きを置いて、そういう意味で我々は最もこれが能率がいいと信じて出したわけでございます。
○証人(大西英一君) お答えいたします。これにつきましては御承知のように電気事業の性格から申しまして、規模の大であるほど能率がいいということはこれは皆様御承知の通うでございます。そういうような意味におきまして、私共はそのほうが国のために最もいい方法であると信じてそういう案を出したわけでございます。
○証人(大西英一君) 再編成につきまして私共が取りました経緯を申上げます。 御承知のように日本発送電は二十二年の二月に集中排除法の指定を受けまして、翌月再編成計画の作成に関する意図の説明書というものを持株整理委員会へ提出いたしました。それには再編成の意図のあることを明記いたしてございますし、併せて電気事業の再編成は発送電單独でやるわけに参りませんから、配電会社と協議をする必要があるということも併せて
○大西証人 概要について申し上げます。日本発送電は、資本金は現在三十億円でございます。社債及び借入金でございまするが、社債の現在総額は四十八億九千九百余万円でございます。借入金の長期借入金につきましては、総額が本年の三月末でもつて約百九十九億円でございます。そのうち復金から借入れましたのが約百二十億円、見返り資金の借入れが約七十九億円であります。
○大西証人 私は明治四十五年の三月名古屋の高等工業を卒業いたしまして、その後水力界に入りまして、長く名古屋の矢作水力に勤務いたしておりました。矢作水力が昭和十七年三月に日本発送電に全設備を出資することになりましたにつきまして、私も社員とともに日本発送電へ御やつかいになりました。その後二十年の五月に発送電の理事になりまして、土木部長を勤めておりました。二十二年の六月前新井総裁がおやめになりまして、あとを
○大西証人 そうです。
○大西参考人 それではお答え申し上げます。実は時日をちよつと忘れましたが、たしか昨年の五、六月ごろであつたろうと思います。自由党の政調会に参與会というものをつくる、こういうお話で各産業界に呼びかけられまして、参與になることを勧誘されたのでございます。それでその話がございまして、私これは單に発送電だけでやるべき問題ではないということで、電気事業経営者会議と申しまして、各社の社長が集まつて会議をやつておるのでございますが
○大西参考人 ただいま神田さんから御質問がございましたことにつきまして、お答えを申し上げます。 私ども通産大臣から辞職の勧告を受けましたとき、いろいろ考えましたけれども、私どもは政府から任命されたものであり、主管大臣からそういうお話があつたということを考えまして、私どもがやめることによつて電気事業が必ずいい方へ向くであろうという感じを私は自分に持ちまして、それで今回はどなたにも御相談もせず、大臣の